水道水の氷がまずい原因6つやおいしく日持ちさせるポイントも紹介

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水道水で作った氷が「まずい」と感じたことはありませんか?

味やにおいに敏感な人は、水道水独特のカルキ臭が苦手だと感じる人もいるでしょう。

水道水の氷がまずいと感じるのは、水道水に含まれる不純物、作り方や冷凍庫内のにおい、水道管の劣化、貯水槽や新築工事が影響しています。

本記事では、水道水の氷がまずい原因について、廃棄するべき目安状況やおいしく日持ちさせるポイントを、詳しく紹介していきます。

水道水以外で氷を作るなら、注意点が5つありますので、合わせてチェックしてみてくださいね♪

水道水で氷を作るのは本当に大丈夫であるかを知り、安全性や味など何を重要視するのか、あなたの意図に合わせて工夫してみましょう。

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目次

水道水の氷がまずいと感じるのは6つの原因が影響

水道水で作った氷がまずいと感じる原因は、さまざまな要因が絡み合っています。

水道水に含まれる不純物や氷の作り方、冷凍庫内のにおい、さらには水道管や貯水槽、新築工事の影響が、氷の味に直結しています。

氷がまずい問題を改善するためには、定期的な清掃が重要で、水質が改善されない場合はウォーターサーバーや浄水器などの導入も検討してください。

それでは、なぜ氷がまずいのか原因を詳しく見ていきましょう!

水道水に含まれる不純物

水道水は、安全に保つために殺菌作用のある「塩素」が用いられています。

塩素が氷の中に閉じ込められて、解けた際に特有の「薬品臭」や「塩素臭」で、まずいと感じる原因になります。

また、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分も、氷に残るとまずい原因に。

氷の作り方

氷を作る際に、急速に凍らせると水中の気泡や不純物が氷に閉じ込められ、透明感が失われるだけでなく、まずい原因になります。

特に家庭用の小型冷凍庫で作った氷は、急速に凍結されるため、氷の中に気泡や不純物が閉じ込められやすく、味が落ちることがあります。

市販の氷は、不純物を除去しながらゆっくりと凍らせているから、おいしいんだね。

氷をゆっくり凍らせると、気泡が外に排出され、よりクリアで味の良い氷が作れますが、家庭の冷凍庫だと難しいですよね。

おいしい氷を追求するなら、市販の氷を購入して使用するのがベストです。

冷凍庫内のにおい

水分は、においを吸収しやすい性質があるため、冷凍庫に保存されている食品のにおいが移ることがあります。

冷凍庫内に食品のにおいが残っていると、そのにおいが氷に移り、氷が溶けたとき「まずい」と感じることも…。

におい移りを防止するためには、冷凍庫を定期的に掃除し、食材をしっかりと密閉して保存することが大切です。

水道管の劣化

古い水道管や劣化した配管を通った水は、金属や汚れが水道水に混じる可能性があり、その成分が氷に影響を与えることがあります。

特に、古い家や長年使用されている配管では、鉄分が水に溶け込み、氷が鉄臭く感じられることもあります。

家庭の水質を改善するためには、ウォーターサーバーや浄水器を導入するのも一つの手です。

新築独特の影響

新築の家では、水道管が新しく、配管に使われている材料が水道水に影響を与えることがあります。

家を建設するときに使用された化学物質や、配管に残った残留物が水に溶け込むことがあり、その水を使用して作った氷がまずいと感じることも。

新築の家に引っ越した後は、しばらく水道を流し続けて残留物を取り除いてください。

貯水槽の影響

集合住宅の貯水槽に保管された水は、長期間放置されることで水質が変化することがあります。

特に、貯水槽の清掃が行き届いていないと、藻類や細菌が繁殖し、その影響で水質が悪化することも珍しくありません。

もし水道水自体の味やにおいに違和感があったら、管理会社に相談して対応してもらいましょう。

家庭の水質が改善されない場合は、ウォーターサーバーや浄水器を導入するのも一つの手です。

おいしい氷を作るなら、いつでも使えるウォーターサーバー

水道水の氷が大丈夫な理由と水道水以外なら注意点5つ

まずい氷にならないためにも冷蔵庫内の環境が大事であることはお伝えしましたが、そもそも水道水の氷は大丈夫であるかご存知ですか?

氷を作る際には、衛生面や保存性を考えると、水道水を使うのが最適です。

塩素の効果で細菌の繁殖を防ぎ、長期間保存しても清潔な氷を保つことができます。

おいしい氷を作りたい!
ミネラルウォーターなどの水で氷作るのはNG?

  • 製氷機には不向き
  • 製氷皿を使用する
  • 早めに冷凍する
  • お手入れして清潔な環境を保つ
  • 早めに使い切る

ここでは、水道水で氷が大丈夫な理由やミネラルウォーターなどの水で氷を作る際の注意点について、詳しく解説していきます。

安全性を重視するなら水道水、おいしい氷を求めるなら注意点を配慮して、納得できる氷を作ってみましょう!

氷づくりは水道水が良い理由は塩素が含まれているから

水道水は、雑菌が繁殖するのを防ぐために、微量の塩素が含まれているため、氷づくりは大丈夫です。

水道水に含まれる塩素の効果によって細菌の繁殖が抑えられるため、衛生的な状態を保つことができます。

水道水で作った氷は、保存中も塩素が一定の働きを続けるため、清潔な状態を維持しやすくなります。

特に長期間冷凍庫で保存する場合、ミネラルウォーターや浄水された水よりも、水道水で作った氷の方が安全性が高いです。

水道水以外は氷づくりNG?

ミネラルウォーターや浄水は、不純物が除去されており、硬度の違いで氷の味わいに違いが出ることがあります。

特に、不純物が少ない軟水を使用すると、透明で滑らかな口当たりの氷が作れます。

ミネラルウォーターなどの水で氷を作ることに問題があるのは、水道水に含まれる「塩素」が含まれていないから。

塩素は水の中の雑菌繁殖を防ぐ役割を果たしているため、塩素が含まれていない水で氷を作る際は5つの注意点があります。

【注意1】製氷機には不向き

浄水された水やミネラルウォーターは、塩素が除去されているため、フィルター内で細菌が繁殖しやすいです。

ミネラルウォーターなどの水を使用すると、フィルターに含まれる活性炭の成分が雑菌を吸着しやすく、フィルターの寿命が短くなることがあります。

フィルターが劣化すると、製氷機内部の水が適切にろ過されず、氷の品質が低下する原因になります。

製氷機の給水タンクや給水パイプ、フィルタなどが取り外し可能であれば、定期的なお手入れで使用可能なケースもありますがおすすめしません

【注意2】製氷皿を使用する

水道水以外の水を使う場合は、製氷機ではなく、製氷皿を利用するのがおすすめです。

手動で水を注ぎ、こまめに管理することで、より衛生的に氷を作れます。

【注意3】早めに冷凍する

ミネラルウォーターなどの水は、常温の状態で放置すると雑菌が繁殖しやすくなります。

水を製氷皿に注いだら、できるだけ早く冷凍庫に入れることが大切です。

特に夏場は気温が高く、雑菌の繁殖が進みやすいため、すぐに冷やすことを心がけましょう。

【注意4】お手入れして清潔な環境を保つ

塩素が含まれていない水を使うと、製氷皿や氷を取り出すトレイにぬめりやカビが発生しやすくなります。

そのため、定期的に洗浄することが大切です。

製氷皿は中性洗剤でしっかり洗い、定期的に熱湯消毒するとより清潔な状態を保てます。

また、冷凍庫内も定期的に掃除し、雑菌の繁殖を防ぎましょう。

【注意5】早めに使い切る

水道水で作った氷よりも、ミネラルウォーターなどの水で作った氷は劣化しやすい傾向があります。

長期間保存すると、霜がついたり、風味が落ちたりすることがあるため、作った氷はできるだけ早めに使い切るようにしましょう。

水道水で作った氷は日持ちする?長持ちさせるポイント

水道水には賞味期限がありませんが、日持ちするのかどうかは、わかりづらいですよね。

水道水で作った氷は、塩素の効果で雑菌の繁殖を抑えやすく、比較的日持ちします。

水道水で作った氷には、賞味期限も無いからね♪

しかし、冷凍庫内の環境によっては、におい移りや霜の付着、冷凍焼けなどによって品質が劣化することがあります。

氷を長期間美味しく保存するためには、密閉容器での保管、早めの消費、製氷機の掃除、冷凍庫の温度管理などのポイントを意識することが大切です。

ここでは、水道水で作った氷の日持ちについて、廃棄するべき目安状況、おいしく保存するためのポイントを紹介します。

氷は飲み物の味を左右する大切な存在なので、適切な保存方法を取り入れながら、おいしく安全な氷を楽しんでください。

比較的長持ちするが早めに使い切る

水道水には、殺菌作用がある「塩素」が含まれており、水の中の雑菌繁殖を防ぐ役割を果たしています。

そのため、水道水で作った氷は、ミネラルウォーターや浄水器で作った氷よりも、雑菌の繁殖を抑えやすく、比較的長く保存できます

水自体は腐ることはありませんが、水に入っている不純物は腐ることがあります。

氷は冷凍庫に入れておけば無限に安全というわけではありませんし、保存環境によっては、氷が劣化して風味が変わることもあります。

水道水で作った氷は賞味期限が無く、日持ちもしますが、なるべく早めに使い切りましょう。

廃棄するべき目安状況

長期間冷凍庫に保管していた氷は、当然ながら劣化していきます。

冷凍庫内のにおいや霜が付着した状態や、冷凍焼けを起こしていたら破棄して、新しい氷を作ってください。

【破棄目安1】冷凍庫内のにおいを吸収している

氷は無臭のように思えますが、実は冷凍庫内のにおいを吸収しやすい性質を持っています。

作ったばかりの氷は透明で美味しく感じられますが、長期間保存すると、周囲の食品のにおいが移り、風味が落ちてしまうことがあります。

においが付いた氷は、当然ながらおいしくありませんので、すぐに破棄しましょう。

【破棄目安2】霜がついている

長期間保存すると、氷の表面に霜がつくことがあります。

これは冷凍庫内の温度変化によって発生しやすく、氷の質を低下させる原因になります。

霜がついた氷は溶けやすく、口当たりも悪くなってしまいますので、すぐに破棄してください。

【破棄目安3】冷凍焼けを起こしている

食品と同じように、氷も「冷凍焼け」を起こすことがあります。

これは、氷の水分が徐々に蒸発し、内部がスカスカになってしまう現象です。

冷凍焼けを起こした氷は、透明感が失われ、溶けたときに美味しさが損なわれることがあります。

水道水で作った氷をおいしく日持ちさせる方法

水道水で作った氷は、賞味期限がありませんし、基本的には日持ちします。

できるだけおいしく長く保存するためには、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

密閉容器に入れて保存する

氷をそのまま製氷機のトレイや製氷皿に入れっぱなしにすると、におい移りの危険性があります。

密閉できる保存容器やジッパー付きの袋に、氷を入れて保存すると、冷凍庫内のにおい移りを防げます。

なるべく早めに使い切る

水道水で作った氷は、保存状態が良ければ1か月程度は問題なく使えますが、できるだけ早めに使い切るのが理想です。

氷を作ってから1週間以内に使い切ることで、風味の劣化を防ぎ、よりおいしい状態を楽しめます。

定期的に製氷機を掃除する

自動製氷機を使用している場合、定期的な掃除が必要です。

製氷機内に汚れが溜まると、氷の質が悪くなり、異臭の原因にもなります。

最低でも月に1回は、製氷機のタンクやトレイを洗浄して、清潔な状態を保ちましょう。

冷凍庫内の温度を一定に保つ

冷凍庫の開け閉めが頻繁に行われると、庫内の温度が変動しやすくなり、氷に霜がついたり、冷凍焼けを起こしたりする原因になります。

できるだけ冷凍庫の開閉を最小限にし、一定の温度(-18℃以下)を保つことで、氷の劣化を防げます。

まとめ

  • 水道水の氷がまずいのは、水道水に含まれる不純物、氷の作り方や冷凍庫内のにおい、水道管の劣化、貯水槽や新築独特の影響。
  • 氷がまずい問題を改善するためには、定期的な清掃が重要で、水質が改善されない場合はウォーターサーバーや浄水器などを導入する。
  • 水道水の氷が大丈夫な理由は、塩素の効果で細菌の繁殖を防ぎ、長期間保存しても清潔な氷を保つことができるため。
  • ミネラルウオーターなどの水を氷にするなら、製氷皿を使用して早めに冷凍する、お手入れして清潔な環境を保ち早めに使い切ること。
  • 水道水で作った氷は賞味期限が無く日持ちするが、なるべく早めに使い切った方が良い。
  • 氷をおいしく日持ちさせるには、密閉容器で保存して早めに使い切る、定期的に製氷機を掃除する、冷凍庫内の温度を一定に保つこと。

自宅で氷を作るなら、水道水が最適であることを知らなかった私は、浄水型ウォーターサーバーの水を使用していました。

特段こだわりがあるわけではなかったので「今後は水道水で氷を作ろう」と心に決めました。

水道水でも水道水以外でも、氷に賞味期限はありませんが、安全性や味を確保するためにも、早めの使用がおすすめです。

水道水独特のにおいが気になる人は、ミネラルウオーターなどの水を使用しても良いですが、製氷機ではなく製氷皿を使用しましょう!

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